航空会社「スカイマーク」は、1日から新たに就航する3路線で、
ミニスカートの新制服を1日限定で導入しました。
保安業務に支障が出るのではなどと、賛否両論渦巻く中、実際はどうなのか
格納庫の中で紙飛行機を飛ばし、社会人の第一歩を踏み出したのは、日本航空の新入社員たち。
一方、全日空でも入社式が行われた。
今回、20年ぶりに客室乗務員を正社員として採用した。
そんな中、あの航空会社でも、新たなスタートが。
ひざ上15cm。
客室乗務員のミニスカートが、物議を醸しているスカイマーク。
5月末からの新型機導入にあわせて着用する予定だったこの制服だが、1日の新路線就航にあわせ、1日限定で着用することになった。
スカイマークの加藤正三取締役執行役員は「いろいろご意見等あるかとは思うんですけれどもね、スカイマークの元気ではつらつとした、そういう社風であるとか、スタッフであるとか、そういったものを、ぜひお客様のほうに見ていただいて、一緒に楽しんでいただきたい」と話した。
ニュースJAPANの番組スタッフは、スカイマーク機に搭乗し、仕事ぶりの撮影を要請。
しかし、機内の撮影は、許可が下りなかった。
新たな制服は、保安業務に支障が出るおそれも指摘されているが、実際にはどうなのか。
番組スタッフがデッサンで再現した。
番組スタッフは「客席の上の棚なんかに、手を伸ばして開けたり閉めたりするときは、1回1回、片手でスカートを押さえながら作業をしていました。
さすがに、荷物を棚の中に入れるときなんかは、両手を使うんですけれども、そのときはやはり、スカートが上のほうに上がってしまって、荷物を入れ終わったあとに、そのスカートを下のほうに引っ張って戻しているような感じでしたね」と話した。客室乗務員は、ミニスカートを少し気にしながら業務にあたっていたという。
番組スタッフは「早歩きで歩いたりとか、窓のほうに座っているお客さんに手を伸ばすときなんかも、やはりスカートが気になるようでして、手で押さえながら作業をしていましたね」と話した。
確認できた5人の客室乗務員のうち、3人は、黒いストッキングをはいていたという。
実際に利用した人は「上の物を取ったりとか、すごく見えそうだったので、効率が悪そうでした。
仕事する制服としてはやりづらいかなって思います」、「(仕事はどうだった?)仕事は別に普通にされてました」、「よかったですね。
ぜひずっとやってほしいですね」と話した。業務に支障があるのかないのか。
ひざ上15cmの攻防戦は、今後も続くとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140402-00000862-fnn-bus_all