アルバイトは「労働者」ではなく「業務委託」
驚くのは、すき家ではアルバイトが「業務委託」扱いになっていることだ。(中略) アルバイトは「業務委託」なので「労働者」とはいえず残業代は発生しないと主張した。さらに、このような申し入れをした全組合員の名簿を提出するように求めてもいる。そもそも、「アルバイト募集」とうたって、業務委託者を募集するのは、違法ではないのか?さらに、残業代や有給がないばかりか、ノルマまである。
勤務者は2人で、売り上げが4万円を突破しなかった場合、2人とも実際は4時間立ち続け、
働いていたにも関わらず、勤怠表につけられるシフト時間は各人3時間30分のみとなります。ゼンショー(すき家を経営する会社)が重視しているのは“労時売上”と呼ばれるもので、
労働時間1時間に対してどれほど売り上げたか、というのを示します。私の店舗ではこの“労時売上”
が5,000円を突破しなければ、労働時間を削ってでもして調整して、突破させなければなりません。つまり、1時間あたり5000円の売上を達成できないと、サービス残業をしなければいけない。
その上、ワンオペ時に急病などで休んで店が開けられなくなると、エリアマネージャーから
損害賠償を求められることもあるという。ここまで書くと、もはや、すき家で働く意味があるのか、とさえ思える。長いデフレが、ブラック企業の、
人を人とも思わぬ非情経営を許してきた。この失われた数十年の間、全国にチェーンを抱える企業で、
同時多発的に経営非難による人手不足が起こる事態など、聞いたことがない気がする。どうして日本では、大規模なストライキが起こらないのだろうと。日本人は真面目だ。その真面目さ
や責任感に、ブラック企業は容赦なく付け込んでくる。非正規の生活などどうでもいいと思っている
会社には、そんな会社などどうなってもいいという態度で臨むべきではないか。 (一部抜粋)
http://shiro-glamour.hatenablog.com/entry/2014/03/24/215535
※ワンオペとは、ワンオペレーションのことで、1人シフトで店を回す事
クルーの“ロボット化”によって、すき家だけが、深夜のワンオペ(ワンオペレーション。
調理と接客を1人でこなすこと)を可能にした。そのかわり全店には監視カメラが設置され、
監視役の社員が24時間、クルーの動きをモニターしている(防犯対策の意味もある)。
http://blogos.com/article/11340/
『すき家、バイト相手にノルマ未達でサビ残強要、ワンオペ時に急病などで休業したら賠償請求!』
http://shiro-glamour.hatenablog.com/entry/2014/03/24/215535
ちょっとすき家行ってくる