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【中国】ライオンと称し大型犬を展示、吠えてバレて観客の怒り爆発

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ポンデライオン

笑いすぎて腹が痛い!


中国の河南省〓河市人民公園内の動物園で、「ライオン」と称して大型犬であるチベタンマスチフを展示していたことが分かった。
“ライオン”が「ワンワン」と吠えだしたので、観客に真相が分かった。
「子どもを教育目的で連れて行ったのに」と怒りを爆発させた女性もいる。
公園側が個人に運営を請け負わせている動物園で、公園側は運営者と契約打ち切りについての協議を始めたという。
北京青年報などが報じた。
(〓はさんずいに「累」)

週末(10、11日のいずれか)に来園したという女性がインターネットに「怒りの投稿」をしたことで広く知られることになった。
おかしいと思ったが、“ライオン”がワンワンと吠え始めたので犬と分かった。

息子に動物の名を教えるために連れて行ったが、息子は「ライオンだ。
お母さんはボクをだまそうとしている」などと言い張って困惑しているという。
女性は「犬を持ってきてライオンと展示している。
来場者を馬鹿にしきっている」と、怒りを爆発させた。

公園内の小規模な動物園だが、「アフリカ・ライオン」との表示がある檻(おり)があり、特徴の説明などが書かれていた。
同動物園では「オオカミ」と表示されていたのも犬で、「国家1級保護動物・金線豹」と紹介されていた動物はキツネだったとみられている。

同公園動物管理課の劉素亜課長は「表示している動物はすべて保有している。
ただし貸出中だ」、「動物園には20種の動物がいるが、表示を違う動物を見せていたのは4種だけ」、「わざとこのような状況にしたのではない。
資金不足だったわけではない。
たまたま一部の動物がいなかった。
偶然だ」などと説明した。

ライオンについては「繁殖のために貸し出し中だ。
たまたま飼育員の1人が出張に出かけることになって、(個人で)飼育しているチベタンマスチフの世話をしてやることになった。
チベタンマスチフは獰猛なので、他に飼育する場所がなく、暫定的にライオンの檻の中に入れた。
ライオンは(貸し出し先で)交尾が終われば、すぐに戻ってくる」などと説明した。

同動物園では「大蛇」との表示がある展示室で「大型のネズミ」と見られる動物を飼育していた。
劉課長は「気温が高く、ガラスで覆われている室内はさらに暑くなる。
蛇は生きていられないので、最初は飼わないことにした。
涼しくなったら蛇を入れる」と説明。

「大型のネズミ」のように見える動物については、「ヌートリアだ。
動物園にはもともとヌートリアがいて子を産んだ。
親から離すことになった。
蛇の展示室になにもいないと見栄えがよくないので、ヌートリアの子を飼育していた」と説明していた。

動物園は個人に年間10万元の上納金で、運営を請け負わせていたという。
中国中央政府は2010年に、「公園内に運営を請け負わせる動物園や動物展示施設を設けてはならない」と通達していた。

人民公園の喬華主任は「通達前から動物園の運営を請け負わせていた。
われわれが一方的に契約を取り消すのは難しかった」と説明した。
動物園は14日に一般公開を取りやめて正しい表示に交換した。
公園側はさらに、契約終了のために業者と交渉を始めたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130816-00000044-scn-cn

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