与沢翼 秒速でホームレスへ

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与沢さんが秒速で公園にキタ

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与沢翼 秒速でホームレスへ

俺いつも公園で寝てるけど来るなよ



六本木ヒルズから新宿の公園へ――、転落は秒速を超えていた。 「いま住んでいる六本木の超高級マンションは、5月末までに出て行かなければなりません。都内に複数借りていたマンションもすべて引き払い、返還された敷金を税金の支払いに充(あ)てました。道を歩いているだけで指をさされて笑われたり、ちょっと普通では考えられないような状況です」

つぶらな瞳を潤ませてこう語るのは、「秒速で1億円稼ぐ」と豪語してきたIT企業『Free Agent Style Holdings』の与沢翼会長(31)だ。

インターネットの広告事業やネットでおカネを稼ぐ方法を教える情報商材ビジネスで年商50億円、月収数億円(自称)を稼ぐ「ネオヒルズ族」として、わが世の春を謳歌(おうか)していたが、4月26日、突如Facebook上で、「資金が完全にショートした」と懺悔(ざんげ)。アメブロのアクセス数が総合1位になるなど、大きなニュースになる中、与沢氏が本誌だけに、「秒速ショート」の詳細を語る。

「すべての始まりは、1月31日のことでした。腕章を付けた国税局の職員が10名ほど六本木の本社にアポ無しで来襲し、’13年8月期の法人税、約1億5000万円を『5日以内に全額払いなさい』と言う。私は知人に『国税は12分割してくれる』と聞かされていたので、バカのようにカネを使っていた。住んでいたマンションは2年分の億単位の家賃を先払いしていたので、手元にカネもなく……」

運命の5日後、マンションの敷金などをかき集め、8000万円を用意すると、国税は「2月末までに残りを払えばいい」と譲歩を見せた。これで一息つける……そう思った与沢氏は、次の瞬間、再び水中深く沈められることになる。

「弊社のお客様からの入金などを担当していたカード決済代行会社が、突然倒産したと言ってきた。そこに入ってくる売り上げを支払いに回す計画だったので、その瞬間、『死んだな!』と悟りました。 どう考えても怪しい倒産で、弊社のカネを持ち逃げしている可能性もある。なんとか債権を取り戻さなければ……」

毎晩100万円を飲み代に費やし、小銭はジャマだからゴミ箱に捨てる。長野でソバを食うためにヘリコプターをチャーターし、芸能人やセレブたちと競い合ってカネを遣(つか)う――色と欲にまみれた日々は、与沢氏の目を曇らせていた。

「まったくもって経営者失格だったんです。役員が勝手に20代の女の子を月50万円で雇ったり、会社のカネで株の学校に通ったり、僕が買ったブランド品をこっそり質屋に流すやつがいたり……会社とは名ばかりの無法状態に陥っていた」そう言って与沢氏は童顔を歪(ゆが)めた。

「会長、ちゃんと払えるんですか?」携帯に掛かってくる国税とのハードな交渉のため、食欲を感じることもない日々だ。食欲だけでなく、あらゆる欲にも不感症になり、不憫(ふびん)に思った友人が居酒屋で慰めてくれることもあるという。浴びるほど飲んだドンペリは薄めのウーロンハイに替わり、夜10時にはお開き。地下鉄に揺られて帰る生活……自分にかけるコストはほぼゼロ、「月に10万円あれば余裕で暮らせます」と与沢氏は笑うが、ただひとつ変わらないこともあるそうだ。

「なんで痩(や)せないんですかね(笑)。僕が太ってなかったら、こんなに叩(たた)かれていないと思いますよ」5月の薫風の中、そう笑ったときだけ与沢氏は、仙人のような表情を見せた。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140509-00010000-friday-ent


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